アイドリング回転数調整
 

アイドリングとは、エンジンをかけ、アクセルを回さない状態でのエンジンの回転数です。
このアイドリングは、エンジンが暖まっていない状態では、エンジン内部での抵抗が高いため低めになり、エンストしやすくなります。
また、エンジンが不調なときでも下がってきてしまいます。。
なるべくいじらずに済ませたい部分ではありますが、如何ともし難い場合は調整することも必要となります。


調整時期

・アイドリング回転数が1300±100rpmでは無いとき

メーカー基準値:1300±100rpm


●必要な物

・特になし


●調整方法

車体左側面にあるフレームの奥(タンクの下)に、下の写真のような部分があると思います。

この写真の矢印で示されたネジが、アイドリング調節ネジ(正式にはスロットルストップスクリュ)です!
このネジを締めるとアイドリングは高く、緩めると低くなります。

これをエンジンの回転数を見ながら調節していき、1300rpm前後に調整したら、オッケーです(*゚▽゚)ノ
調節するときは、エンジンを5分ほど暖気してからにしましょう!
慣れれば、信号待ち時に調整を行うことも可能です☆


しかし、これを調整したからといって、根本が改善されるわけではありません。
このネジは、アイドリング時のアクセルの開きを増やしているだけでしかないので、上げれば上げるほどガソリン消費は高まります!
特に、「発車時にエンストしやすいから」といって、2000rpmほどにしている人をたまに見かけます。
かっこ悪いので、止めましょう。。(^▽^;)
それよりも、エンストしない技術を磨くことが先決です。

また他にも「スタートが速くなるから」という理由でやる人もいます。
それは、「燃費を取るか、スピードを取るか」なので、考えて行いましょう。
でもこれもあまりカッコいいとは言えませんがね…(^-^;
アクセルやクラッチ操作の技術を磨く方がいいと思います。

 



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