アーシング


スパーダでは定番過ぎるメンテ!
アーシングとは、電化製品などのアースと同じで、余分な電流を電源に戻す方法です。
余分な電流が戻ることで、電気抵抗が減り、効率よく電気を使えるようになります。

新しいバイクでは、アーシングが既になされていることも多いですが、スパーダではフレームにアースを付けています。
これを、バッテリーまで戻しちゃいましょう!というのが、アーシングです。


●用意する物

アース用コード(太いほど良い)
端子(付けられれば良い)

レンチ<8>(メガネの方がいい)
・六角レンチ<6>
・ラジオペンチ

+ドライバー
・結束バンド


●作業

まず、アース線の長さ・コードを通す場所を決めるため、アースポイントの確認をします。
スパーダの場合、アースポイントは2点!
まずは1点目!
DSCF1839.JPG
赤いのがアース線です。
左に行くと、ラジエーター(縦長のヤツ)とフレームの間に入ってってますね。
入ってった先を拡大すると…↓↓↓
DSCF1837.JPG DSCF1903.JPG 
こんな感じで、ラジエーターの裏側のアースポイントに行きます。
チョークケーブル(黒いの)が邪魔で見えませんが…
右はネジ部分拡大。。
緑のが純正のアース線です。

アース線はホントはもっと太い方がいいらしい。。
でも市販されているアース線は高すぎるので、太いコード買ってきて端子を付けてアースしちゃいましょう!(*^^)
アースする時に、上の8mmボルトを外すんですが、ソケットレンチでは難しい…
ハンドルを右にきって(これ重要!)レンチを押し込んで、回します。

アース線を通すところは、一番上の写真のように外にダラァ〜と垂らしていると、ちょっとカッコ悪い…(;^_^A
しばらく垂らして走っていたんですが、いい加減直そうと思って、アース線をチョークケーブルと同じ部分に通し、
↓のようにフレームに結束バンドで固定しました。
DSCF1904.JPG
これだと、エンジン部分に触れることもなく、キャブやタンクの付属部分に付くわけでもないんで、
メンテの支障になりにくいので、いいと思います☆(*^^)
ボルトの下をくぐらせているのは、特に意味はありません。。(f^^)

で、アースは↓のようにバッテリーに直結します。
バッテリーの接続部分は、+ボルトですが、裏側にナットが付いていて、緩めすぎるとナットが落ちちゃいます…
落ちると大変なので、落ちないように指などで押さえながら、緩んだら端子を押し込みましょう。。
DSCF1840.JPG DSCF1909.JPG
左の写真にある下のアース線が、ラジエーターから取ってきたアースです。
これは右の写真のように、タンクを外して、更にその下の黒い受け皿も外して、通しました。(結束バンドがなかったので…)
結束バンドで外側に止めていけば、タンクとか外さなくても付けられるとは思います。
でも、見た目がちょっとみすぼらしくなるかも…(^-^;

次はアースポイント2点目!
これは、右サイドカウルを外すとあります。
↑の写真の上に行っているアースがそれです。
これは、ソケットでも何でも可。

同じくアースを取って、バッテリーまでつなげます。
ここは、短いんでかなり簡単ですね♪(*^▽^*)
なんで写真は省きま〜す(*゜▽゜)ノ テヌキ...

アース線は、通す場所を自分なりに決めたら、その経路の長さを測って、アース線を切って、端子をつけて、繋げます!
長さが合わないと困るので、ちゃんと測りましょう!



●効果

一番の効果として、ライトが明るくなります!d(>_< )Good!!
スパーダのライトはかなり暗いので、結構嬉しいですよ!
あとは、セルの回転が若干力強くなる…らしい。。(^-^;
やって損はないですよ〜!


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