バッテリー交換


バッテリーとは、電源です。
バイクは、ライト・ウインカーなど電装系はもとより、スターターモーターもバッテリーで動いてます。
つまり、バッテリーがダメになると、ライトはおろか、セルスタートも利かなくなり、エンジンがかかりません…
キックが付いてるバイクならいいんですが、スパーダでは『バッテリーが死ぬ=バイクが死ぬ』という恐ろしい公式が成り立ちます。。

なるべく切れる前に交換したいところですが、テスターで電圧のチェックなどをしないと分からないため、切れたら交換がよくある手段です。
また、バッテリー上がりと言って、長期間放置していたバイクでは、放電によりバッテリーが空になった状態になることもあります。
この場合は、充電すれば戻ることが多いです。
充電なら、一部のガソリンスタンドでもできます。


●交換時期

切れたら…

主症状としては、セルが回らない、ニュートラルやオイルランプが点かないor明かりが弱い、などがあります。
前駆症状として、セルの回転が弱々しい、セルを回すとニュートラルランプが弱くなるor消える、などがあります。


●用意する物


・バッテリー(FTX7L-BS)

・+ドライバー


●作業

1.バッテリー充電

まず、新品のバッテリーは、本体と硫酸が別になっていて、化学反応が起きてない状態です。
これは、化学反応を起こした状態で保存しておくと放電してしまうので、別にすることで長期保存を可能とするためです。
まぁ、バッテリーなんて、ほとんど交換しませんからね。。

で、これは、バッテリーの説明書に載っているんで、それを読めば分かりますね☆
…って、自分はバイク屋で買ったら、初期充電 までやってくれるとのことで、お任せしましたから分からないんですよね。。(^^;

これに2時間 ぐらいかかるそうです。。
でも、これを中途半端に止めてしまったり、水平でない場所に置いていると、
バッテリーの寿命に大きく影響してきてしまうそうなんで、しっかりと待ちましょう!(*´0)ゞファァ~~♪


(追記:2010/1/13)
バイク用品店で買った場合、交換を頼まないと初期充電はしてもらえません。
その場合は自分でする必要があります。

でも、充電器なんて持ってない!Σ(゚口゚;

なんて言わないでも大丈夫☆
大きな充電器があるじゃないですか、ここに。。

そう、バイクを使えば充電できる訳です( ̄∇+ ̄)v

まぁ、正規の初期充電やるのとじゃ、違うと思いますけどね。。
でも、交換後、走りまくれば多分大丈夫。。(^-^;
ダメでも責任は持ちません…<(_ _;)>

やり方は説明書に書いてある通り。
ちなみに、ポリ容器に入ってる液体は硫酸です。。
こぼれでもしたら.....ヾ(;゚□゚)ノギャアアーー!!
細心の注意を払いましょう。。( ̄Д ̄;;

 

箱の中身はこんな感じ。

説明書と

バッテリーと

電解液です。

 

まず、テープを剥がします。

左手前に乗っかってるのが

コードを固定するナット類です。

邪魔なんで外しときましょう。 

 

電解液は硫酸…

気をつけて。。

上のキャップを外します。

 

こんな感じ。

実はこのキャップ使うので

乱暴に扱わないように。。

 

外しました。

ちゃんと出ないようになってます

ご安心を。。

 

逆さまにして入れます。

しっかりと水平になるように、

均一になるようにしましょう。

こんなことしても漏れないので

ご安心を。。 

 

押し込みます。

少し固いですが思いっきり。

しっかりと奥まで差し込みます。

変に躊躇してると漏れるかも。。

 

液がどんどん入って

シュワシュワいっとります。

でも、写真のような感じで

入りの悪いヤツがいます。

頭をトントン小突いてやります。

 

で、全部入りました。。

そしたらさっき外したキャップを

穴に押し込みましょう。

倒したりしたら…

ポリ容器も気を付けましょう。

振り回したりしないように。。


 

2.バッテリー交換

さてさて、バッテリーの充電が済んだら、次は交換です!
まずは、古いバッテリーを取り外します!

バッテリーの交換の仕方も説明書に書いてありますが、一応書きます。

まず、バッテリーの繋がっているコードを外します。
これには取り外しの手順があります。
この手順を守らないと、バッテリーがショートして使い物にならなくなるので、細心の注意を払って行ないます。。(・_・;
その手順とは、マイナスから外して、プラスから繋ぐです
外すときは、マイナス→プラスとコードを外していき、繋ぐときは、プラス→マイナスと逆の手順で繋ぎます。
さらに、注意する事が、端子を金属部分に付けないことです。
端子が金属に付くことでも、ショートしちゃうそうです。。


で、スパーダの場合、写真で見ると手前がマイナス、奥の赤いカバーが被さっているのがプラスになります。
外すときは、マイナスのプラスネジを回してコードを外し、端子が金属部分に触れないように、置いておきます。

で、プラスの方も同じく外したら、バッテリーが取り外せるので、取ります。

アーシングのコードも触れないように気をつけましょう。
重いですが、結構簡単に外せます☆

外したら、入っていたところを雑巾で清掃してから、まずすることとして、ナットを新品バッテリーに装着します。
留めるためのネジとナットは、バッテリーの箱の中に、別に入っています。
で、四角いナットを、古いバッテリーと同じように、バッテリーを装着します。
それから、新品バッテリーを入れます。

で、コードを繋ぐんですが、今度は逆の手順!
プラスから
繋ぎます。
端子を繋いで、プラスネジで固定します。
この時に、失敗すると新品バッテリーがショートしちゃうので 、細心の注意を払って…
で、次にマイナスのコードを同じく細心の注意を払いながら繋いで、装着完了!!

そのまま、チェックします!
メインスイッチを入れて、オイルランプなんかが点いたら、、、成功!!(^▽^)/
で、シートをつけて、古いバッテリーは、バイクショップやガソリンスタンドなどに廃棄をお願いして(有料?)、完了です!!
くれぐれも、そこら辺に棄てないようにしましょう。。


●効果

当然、動かなかったバイクが動きます。(T-T)ヨカッタ...
セルが、かなり力強く回るので、それでだいぶ電力が落ちていたのだと気付きました。。
なかなか、気付かないもんですねぇ…(^▽^;)


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