スパークプラグ交換


スパークプラグとは、バイクのエンジンを人の心臓に例えると、心筋に当たります。心筋ってのは、心臓を動かす筋肉です。
このプラグは、空気と混ざったガソリン(混合気)に着火して爆発させ、ピストンを押して、タイヤを動かす役割を担っています。
つまりは、無ければバイクは動かない…ってものです。

プラグを交換するのを忘れていることが結構あるので、パワーが足らない…と感じたら、交換してみましょう!
プラグにはノーマルやイリジウム、白金などいろいろあって、高いやつは相当高い…。
まぁ、イリジウムプラグが値段的・性能的にちょうど良いのでお勧めです☆
さらに、このプラグからキャブの状態等をある程度判断することも可能です。
詳しくはメーカーHPへ!!プラグの番号も検索できます!
NGK
DENSO
SplitFire


●交換時期

始動が悪く感じたり、上り坂での加速が弱くなったと感じたら、そろそろかも知れません。
交換しなくても走れますが、激しくパワーダウンしちゃうので、ちゃんと交換しといた方が良いです。

メーカー推奨:3000〜5000q走行後


●用意する物

DSCF1908.JPG
・スパークプラグx2
(NGK製 ノーマル:CR8EH-9 \700程度 イリジウム:CR8EHIX-9 \1554)

・プラグソケット
・ソケットレンチもしくはトルクレンチ


●作業

1.プラグ外し

まず、古いスパークプラグを外します。
DSCF1897.JPG DSCF1898.JPG
左がリアバンク、右がフロントバンクのプラグキャップです。フロントは見難いですね…(^^;
このプラグキャップを引っこ抜きます。
結構固い場合もありますが、真っ直ぐ抜けば壊れはしないので、抜きましょう!

そうすると、プラグの頭が見えるので、プラグソケットを装着したソケットレンチを入れます。
DSCF1902.JPG
で、回す方向を間違えないように、反時計回りに回して緩めます。
ある程度緩めたら、レンチだけ外して、プラグソケットを手で回したほうがやりやすいですよ。(*^^)
グルグル回していると、ソケットと共にプラグが抜けます!
DSCF1900.JPG
左が1万ウン千kmを走ったモノで、右が新品!!
色が全然違います。。(゜∇゜ ;)
まぁ、モリブデンオイルをネジ部に添付したりしてたため茶色いのですが、流石にこれは使いすぎ…(^^;;
見難いですが、プラグギャップ(電極の隙間)もかなり広がってます…
ここまでいく前に交換しましょ〜!

(追記)

これは最近交換したもの。
だいたい7000kmぐらいです。
一つ上のやつよりも幾分マシです(^^;;
ちなみに、左が後バンク、右が前バンクです。
焼け方が違うのは何故なんでしょうか…"o(-_-;*) ウゥム
今の悩みどころです。。

(2009.1.10)

2.プラグセット

で、新品のプラグをプラグソケットに装着し、取り付けに入ります!
モリブデングリスをネジ部に添付したほうが焼き付きがなくなるから良いと言う方もいらっしゃいますが、
箱には添付禁止!と書いてあるので、今回はナシでやってみます。。(^-^;

まずは、そのままソケットを入れます。
DSCF1901.JPG
このまま、レンチを使わずに手で締めます。
ちょっと回しにくい…(特にフロント…)(-_-;)
何故手で回すかと言うと、始めからレンチを使うと、ソケットが斜めったりして、ネジ山を傷めてしまう恐れがあるためです。
で、締める方向はさっきと逆、時計回りです。(^ー^)ノ
そのままグルグル締めていき、手で締まらなくなったらようやくレンチを使います。
プラグの箱自体にも、メーカーのHPにも載っていますが、新品はワッシャが潰れていないので、余分に回す必要があります。
スパーダの場合180度で、トルクでは1.0〜1.2kg/mです。
締めすぎないように注意してくださいね!(^-^)
ワッシャが潰れている場合は、30度ぐらいですので、注意してください。

で、プラグキャップをしっかりと差し込んで、終了〜!
エンジンかけて、確認しましょう!


●効果

このとき交換したのが交換時期の倍以上の1????kmも走っていたモノだったので、効 果 歴 然 !(`□´;)
パワーが格段に上がりました!v(。・ω・。)
燃費も上がってくれるのかな…?
5000km毎に替えたほうが賢明だと思いました。。


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