スパーダではお馴染みのカスタム、フロントブレーキのピストン交換をします。
ピストン交換するには、キャリパーのOH・フルード交換も必要なので、合わせてやってきます。
フルード交換に関しては、細かいことは交換の項目に載せているので、省いちゃいます。。(^^;
●用意する物
・ブレーキフルード
・ピストンシール(部品番号:43209-MA3-006
\225)x2
・ダストシール(部品番号:43109-MA3-006
\220)x2
・ブレーキピストン(部品番号:45107-ML4-006
\1,050)x2 ※初期型CB400SFのもの
・耐油性チューブ<6mm>
・空ペットボトル
・レンチ<12>
・六角レンチ<5>
・±ドライバー
・パーツクリーナー(台所用洗剤の希釈液でも可)
・シリコングリス
●作業
1.ピストンを外す
まず、始めにピストンを外します!
まぁ、このメンテをやる人は、パッド交換、フルード交換は経験済みだと思いますので、余計な部分は端折っていきますよ!(^ー^)ノ
ピストンを外すには、キャリパーを外して、ブレーキを握りまくるだけ!!
そうすると、油圧でピストンがピョコピョコ出てきて、そのうちポロッと取れます。。
ただ、フロントのピストンは2つありますが、両方とも同じように出てくることは、まず、ないと思います…(-_-;)
なので、板などで良く動くほうを押さえながら、両方同じように出していきましょう。
取れるときは、片側が先に取れると思いますが、逆側は左右に倒しながら引っ張れば取れると思います。。
自分の場合、片側しか取れず、片側をOHして、交換して、フルード入れてから反対側を取って、、と面倒なことに…(-_-;)
取れると↓こんな感じ↓
ピストンが外れる時、フルードは目一杯の状態なので、こぼして塗装面などに付着しないよう注意しましょう。
で、その溜まっているフルードは、どうするも自由ですが、自分はバケツに溜めた水に流しちゃいました…(^-^;
まぁ、水溶性なので、問題ないと思いますが、バケツの掃除が大変です。。
で、上の写真、二つのシールが見えますね?
上がダストシール、下がピストンシールです。
−ドライバー等で、こじって外しましょう!
結構深いので、隙間に突き刺して、起こすようにして外します。
そうすると、キャリパー内がさっぱりします(*^^)
2.キャリパー清掃
次はキャリパー内の清掃です!(* ̄0 ̄)/
まず、シールが入っていた溝を掃除しましょう!
これは、小さな−ドライバーがあれば良いですね。
長いことOHをしてない場合は、溝の中にはフルードが固まったような琥珀色の固体があります。。
それを、−ドライバーを使って、カリカリ…と取っていきます。
が、結構取りにくく、キャリパー内に傷が付いてはいけないので、なかなか面倒です。。(^^;;
で、最後にバケツに溜めた界面活性剤希釈液で、漬けながらガシガシ洗ったら、清掃終了〜!
この清掃中に、OH中にキャリパーをぶら下げとかないように注意しましょう!
ぶら下げておくと、ホースとの連結部分が痛んじゃいます…
ホースとキャリパーの連結部分を外すか、紐などでキャリパーを吊しながら作業するようにしましょう。(^-^)
3.ピストン・シール交換
掃除が終わったら、まず、シールの交換をします。
これは簡単ですね☆
次に、ピストンを入れます。
交換用のピストンは、凹型をしているので、指じゃなくて何か棒のようなモノの方が押し込みやすいです。
押し込むと、空気圧でホース内のフルードが押し戻され、マスターシリンダーから吹き出すこともあるので注意しましょうね。
4.取り付け
交換が終わったら、ネジ部などに必要箇所にシリコングリスを塗って取り付けます。
間違っても、キャリパー内部には塗らないように…
固定してから、フルード交換です。
キャリパー内をOHした関係で、キャリパー部分に空気や水分が入ってしまっています。
普通のフルード交換の倍以上かかるので、頑張りましょう!(^-^;
で、白濁も気泡も無くなったら、効きを確かめて、終了です!!(o^-')b
●感想
純正のピストンは、グニッ…と少し柔らかい感じだったんですが、それがガチッ!っという感じで効くようになりました(*゜▽゜)ノ
緊急時なんかには、助かると思います。。
ま、定番のメンテなんで、交換して後悔することはないでしょう!