エアクリーナーエレメントとは、ガソリンを爆発させるための空気をキャブレターに取り込む際に、
外気のゴミや埃が入らないようにするフィルターみたいなものです。
エンジンの調子にも影響してきます。
エアクリには乾式・湿式・ビスカス式の3種類がありますが、スパーダではビスカス式です。
これは、交換するのが基本です。
洗って使い回したり、乾式に替えたりされる方もいらっしゃいますが、交換するのが一番無難。。
でも、高い…(-ω-;)
一応チャレンジしましたので、もしフィルターのみ交換したい方は、こちらをご参照ください!→エアクリフィルター交換エアクリの交換は、タンクさえ外せれば、全くもって簡単なメンテですので、頑張りましょう!
●交換時期
エンジンの吹け上がりが悪く感じたり、アイドリング中にエンストしたりする場合は、交換時期が近いです。
メーカー推奨:20000km走行後 ※実際は10000km程度で交換する人が多いですが。
●用意する物
・エアクリーナーエレメント (部品番号:17210-KFK-000)
・+−ドライバー
・レンチ<12>
●作業
1.タンクを外そう
タンクを外せるようになると、メンテの幅が広がります!
頑張って外せるようになりましょう!(*゜▽゜)ノ
まず、タンクを外すために、シートを外します。
シートは、メットホルダーの裏側にあるレバーを、ホルダーの鍵を回した状態で下に引くと外せます。
で、シートを外したら、タンクの付け根の部分のボルトを12番のレンチで外します。
外すと、タンクを浮かせられるので、↓の写真のように何か固い物を挟みましょう。
写真では、ブロックの破片を布で包んだ物を挟んでます。
そうすると、タンク下面にガソリンコックが見えます。
これですね。
ホースが細いのと太いのが見えますね?
これは両方外しますよ(o ̄∀ ̄)ノ”
当たり前ですけど、外す前にコックはOFFに!!
で、外します。。
外し方は、手で引っ張って取れるようならそれでよし!
手前の細いホース(バキュームホース)は、結構手だけで抜けます。
奥のガソリンホースは抜けないと思うので、隙間にマイナスドライバーを入れて、キコキコと『てこの原理』で抜きましょう!
抜くとガソリンがホースから出てくることもあるので、注意!
ホースを抜けばタンクを外せます。
タンクの前面は、下がツメの様になってフレームに固定してあるので、後面を少し持ち上げて後ろに引くと外せます。
外したら、傷が付かないように、ウェスや新聞紙を重ねた上にでも乗せておきましょう。
2.エアクリを交換しよう!
さてさて、次は本題エアクリの交換です!!(`0´)ノ
まず、タンクを外すと↓こんな感じ
この黒い物は、エアクリの蓋です。
前後左右6箇所が+ネジで固定されているので、外しま〜す!
あと、手前のところにホースが付いています。
空気を吸ったり出したりするホースです。
これは手で引き抜けるので、ブッコ抜きましょう!
で、蓋を外すと↓こんな感じ
これがエレメントです☆
これは、だいぶ前の写真なんで綺麗です…(^▽^;)
交換したものは↓こんな感じ↓
左が10000km走行後、右が新品!!
だいぶ綺麗さが違いますね。。
ちなみに、スパーダのエアクリは製造中止で、VTR用のエアクリになります…(T-T)
まぁ、同じものなんで問題ないですけどね。
サイズがちょっと違うのか、入れにくいですが、交換したら、逆の手順で蓋して、タンクを乗せて終了!
蓋した時に、エアクリのホースを取り付けるのを忘れないようにしましょう!
これを付けていないと、エンジンが絶不調に…(T△T)
あと、タンクにもホースを付け忘れないように。。
●効果
たまに信号待ちでエンストしていたのが、しなくなりました!(^ー^)ノ
吹け上がりもよくなりました☆
燃費は特に変化なく…
まぁ、少しよくなってるのかも知れませんけどね。。