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事故なんかでフロント周りがやられると、フロントタイヤの奥に位置するフロントバンクのシリンダーヘッドカバーに
タイヤがぶつかって破損することがあるらしいですよ、、、ですよ…
まぁ、それぐらいじゃないと、割れることなんてないですけどね。。
割れるとどうなるかと言うと、、、そこからオイルがダダ漏れ…Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
マジでヤバイです…( ̄Д ̄;;
では、そんな感じで割れてしまった場合、どうするか?
1.そろそろ違うバイク乗りたいし、丁度いいから乗り換えようかな。。
2.スパーダだし、直すよりも乗り換えたほうが安そうだな。。
3.部品取り寄せして直さないと…!
…高すぎるから乗り換えようかな。。
さてどれか…
…
………
正解は、4.の『パテで埋めて自分で直す』 です!!(;`O´)o
まぁ、スパーダの場合、事故ったら乗り換えた方が断然お得ですけどね。。
でも、あまりにも愛着が湧いてしまった方は、あくまでD.I.Y.で直しちゃいましょう!(* ̄0 ̄)/
オゥッ!!
ちなみにパテは、当然ですが、耐油・耐熱に優れたものにしましょう。
●整備時期
・割れてるとき…
●用意する物
・穴埋め用メタルパテ<耐油・耐熱>(使用品:デイトナ製
メタルコピーマルチメタルエポキシスティック \1,627)
・ソケットレンチ<8,10,12>
・延長ソケット(ソケットレンチボックスにある長くするヤツ)
・トルクレンチ(あれば)
・±ドライバー
・六角レンチ<5>
・パーツクリーナー
・紙やすり
・漏斗(クーラント用)
・カッターナイフ
●作業
1.クーラントを抜く
まず、フロントバンクなので、ラジエターを外さなきゃダメですね。
とりあえず、クーラントを抜きましょう。(。-_-。
)ノ
まぁ多少略していきますが、まずはシフトペダルの側にあるドレンボルトを外しますね。
外しただけだと、チョロっと出るだけです。
中が陰圧だからですね。
でも、チョロっと出るんで、漏斗を排出口のところにセットして、しっかりと受けましょう。
で、ラジエターキャップを外します。
すると…
んな感じで出てきます。
漏斗をセットするとき、うまくすると固定できるので、固定したらキャップを外しましょう!
てか、固定できないと、キャップに手が届きませんけどね(^^;;
ちなみに、キャップは+ネジで固定されているので、それを外してからじゃないと外せないので、注意しましょう(^ー^)ノ
ネジは無くさないように…(((..
)( ..)))ドコドコ
で、クーラントを抜いたらドレンボルトを締めて、ラジエターを外しちゃいましょう!
2.ラジエターを外す
クーラントを抜いたら次はラジエター外し!
まぁ、Fバンクのバルブクリアランスの項目を参照してもらえれば良いので、多少手抜きでまいります_(^^;)ゞ
まずタンクを外して、エアクリーナーボックスを取り外します。
そうすると下の写真のように、ラジエターファンのカプラがあるので、外します。
外したら、ボックスを乗っけときましょう。
ゴミが入るといけないですからね。
そうしたら、ラジエターを止めているボルトを外します。
左右にあるボルトは六角レンチ<5>です。
あと、真ん中にもあるので、バイクの左側から外します。
これだけ六角ボルトなので、延長ソケット+レンチソケット<8>で外します。
ここは延長ソケットがないとかなりキツそうです(^-^;
見難いですが、黒いコードの奥にあります。
で、あとは、ホースを二箇所。
それぞれ金属バンドで止まっているので、+ドライバーで緩めてから、頑張って外しましょう!
結構外しにくいので、上下左右に動かして外しましょう。
R側(写真の左側)にはリザーバータンクに通ずる小さなホースも付いているので、それも外しましょう。
コイツもなかなか外しにくいです(^^;;
そうするとラジエターが外せるので、どっかに置いときます。
はい!出ました!!
シリンダヘッドカバーです!!
3.カバーを外す
ようやく、本課題に。。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
こんな感じで割れてました…(T0T)
しかも、良く見たらもう1つ小さな割れがありました…
まずカバーを外しましょう!
四つのボルトで止まっているので、レンチ<12>で外します!
そうするとカバーが外せます、パカッとね♪
外したら修復と参りましょう!(* ̄0 ̄*)ノ オォー!!
4.修復
内側の写真摂り忘れました。。(-_-;)
修復の仕方はパテの説明書に書いてありますので、よ~く読んどきましょう(._.*)フムフム
まずパーツクリーナーでオイルを飛ばしましょう。
表もやっときましょう!
で脱脂したら、今度はメタルパテを盛る部分に紙やすりで当たりを付けます。
これも表と裏、両方やっときましょうね。
で、準備完了!
次はいよいよ、パテ盛りに入ります!
今回のパテは、手で揉んで揉んで揉むことで材質が混ざり、化学反応が起きて固まってくれます。
でも、揉んでから固まるまで5分程度
しかないので、時間との勝負になります(;´Д`A
```
なので、写真はありません。。
なお、パテによって違うので、それぞれの説明書を参照するのが一番です。
参考程度にしておいてください(*-
-)(*_ _)ペコリ
まず、パテを必要分カッターで斬ります。
でもあまりに少なすぎると良くないそうなので、1/5ぐらい切っときましょう。
結構切りにくかったです(^^;
で、切ったパテを手で捏ねまくります!
これが意外に大変。。(;´▽`A``
捏ねているとだんだん温かくなってきて、化学反応が起きているのを感じられます(*^^)
そのまま捏ねていると固まってしまうので、捏ねすぎないこと!
色も一定になるぐらい捏ねたら、早速盛り付けましょう!
亀裂を塞ぐように、亀裂を埋めるように盛り付けます。
内側・外側両側からやりましょう。
のんびりしてると硬化してしまい直せなくなるので、スピーディに!!(@Д@;
で、なんとか修復した図。
形成してる間にドンドン硬化してきまして、爪痕とかが残っちゃいました(^▽^;)
ちなみに右側のは写真になかった小さな亀裂です。
表も。
隙間がしっかりと埋められていることを確認して、取り付けましょう!
まぁ、時間があれば、せっかく開けたのでバルブクリアランスもやっとくと吉ですね(^ー^)ノ
5.取り付け
外したものを逆の手順で取り付けていきましょう!
蓋閉めて、ラジエター付けて、ボックスとタンク付けて、冷却水入れて、終わり、ですね。
相変わらず、ラジエターの取り付けが苦労します。。( ̄Д ̄;;
最後にエンジンをかけて、漏れが無いことを確認したら、終了~☆(*゚▽゚)ノ
●感想
実際、どれだけの強度になるか分からなかったのですが、30分ぐらい放置していると、カッチカチになりましたよ☆ヽ(*'0'*)ツ
修理してから1000km以上走りましたが、まったく漏れなく、大丈夫そうです(*´∇`*)
ヨカッタヨカッタ♪